この記事で分かること
- リゾートしらかみは全車指定席で、乗車券に加えて指定席券が必要
- 指定席は乗車日の1か月前10時から、えきねっと・指定席券売機・みどりの窓口で発売
- 2026年の運転日、秋田発の時刻、座席選びと五能線の見どころ
「リゾートしらかみ」は、秋田駅から五能線を経由して青森・弘前を結ぶ観光列車です。五能線は秋田県の東能代駅から青森県の川部駅までの約147kmを日本海沿いに走り、車窓いっぱいに広がる海の絶景が魅力。全車指定席で「えきねっと」から予約でき、青池・橅(ぶな)・くまげらの3編成が運行します。2026年は4月〜12月の指定日に運転され、五能線全通90周年の節目の年でもあります(出典: JRE MEDIA)。
リゾートしらかみとは?どんな路線を走るの?

列車がトンネルを抜けた瞬間、窓いっぱいに濃い青の日本海が広がった。波打ち際すれすれを走る区間では、まるで海の上を滑っているよう。乗客から思わず歓声が上がり、誰もが窓に顔を寄せてシャッターを切っていた。
リゾートしらかみは、秋田駅と青森駅・弘前駅の間を五能線経由で結ぶ観光列車です。五能線は、秋田県の東能代駅から青森県の川部駅までの約147kmを海沿いに走る路線で、日本海の絶景を車窓から楽しめることで全国的に知られています(出典: JRE MEDIA)。
白神山地の麓を縫うように進み、漁村や奇岩、夕日に染まる海など、移り変わる景色そのものが旅の目的になります。2026年は五能線全通90周年にあたり、節目の年の乗車は記念にもなります。
青池・橅・くまげら、3つの編成の違いは?
乗り込んだ車内は、木のぬくもりに包まれていた。大きな窓に向かって座席が配され、テーブルには地元の木材の質感が残る。観光列車というより、走る展望ラウンジに招かれたような心地よさだ。
リゾートしらかみには、内装の異なる3つの編成があります。橅(ぶな)編成は白神山地をモチーフにした緑色で、秋田杉や青森ヒバなどの木材を使った温かみのある内装。青池編成は白神山地の名所「青池」をイメージした白と青。くまげら編成は、キツツキと夕日をイメージした黄色とオレンジの鮮やかな色合いです(出典: JR東日本)。
どの編成も大きな窓と海側を向いた座席が用意され、絶景を存分に楽しめる設計です。運行日によって走る編成が異なるため、お目当ての編成がある場合は事前に運転日を確認しましょう。
予約方法は?座席はどう選ぶ?
事前に海側の席を押さえておいたおかげで、最高の特等席で日本海を独り占めできた。隣の通路側の乗客がうらやましそうに身を乗り出していたのを見て、予約しておいて本当によかったと思った。
リゾートしらかみは全車指定席です。座席数に限りがあるため、早めの指定席予約がおすすめで、「えきねっと」からインターネット予約ができます(出典: JRE MEDIA)。
絶景を楽しむなら、進行方向に対して日本海側になる座席を選ぶのがポイントです。下り(秋田・東能代から青森方面)と上りで海の見える側が変わるため、予約時に進行方向と座席位置を確認するとよいでしょう。週末や行楽シーズンは特に早く埋まります。
2026年の運転日・時刻は?
朝の秋田駅でホームに入ってきた列車を見た瞬間、旅が始まる高揚感が一気に高まった。普段の通勤電車とは違う特別な一本に乗り込むだけで、もう旅の半分は成功したような気分になる。
リゾートしらかみは2026年も4月〜12月の指定日に運転されます。秋田発の下り列車では、3号が秋田10:50発→弘前15:50着、5号が秋田14:00発→青森19:37着。上りは2号が青森8:09発→秋田13:29着、4号が青森13:52発→秋田19:01着が主な時刻です(出典: JRE MEDIA)。
運転日は毎日ではなく指定日のため、旅程を組む際は最新の運転日カレンダーを必ず確認してください。全区間を乗ると5時間前後の長旅になるので、途中下車を組み合わせるのもおすすめです。
沿線の見どころ・楽しみ方は?

途中駅でしばらく停車したとき、ホームに降りて潮風を吸い込んだ。車窓から眺めるだけでなく、実際に海辺に立って波音を聞くと、五能線の旅がぐっと立体的になる。
五能線沿線には、奇岩が連なる海岸線や白神山地の玄関口など、見どころが点在します。秋田県側の東能代・八峰エリアは白神山地への入口で、新緑の初夏は山の緑と日本海の青のコントラストが見事です。列車によっては観光ポイントで一時停車したり、車内イベントが行われたりすることもあります。
全区間の乗車にこだわらず、能代や白神エリアで途中下車して観光と組み合わせると、より充実した旅になります。乗車券・指定席券のほか、お得なきっぷが用意される場合もあるので、予約時に確認してみましょう。
リゾートしらかみの旅と合わせたい秋田側スポットは?
列車旅の前後に、起点となる能代・白神エリアでもう一泊。海の幸を味わい、翌朝の澄んだ空気の中で白神山地の森に足を延ばせば、鉄道と自然の両方を満喫する欲張りな旅になる。
秋田県側の起点に近い能代市や八峰町は、白神山地・岳岱や風の松原など自然スポットの拠点になります。リゾートしらかみの旅と組み合わせるなら、能代エリアに宿泊して、列車旅と白神の森歩きをセットで楽しむプランがおすすめです。
リゾートしらかみは運転日が限られ、人気の海側座席は早く埋まります。秋田側の起点・能代エリアに前泊して、余裕をもって乗車するプランがおすすめ。空室・料金は予約サイトでご確認ください。
車窓と撮影のベスト席はどこ?海側はどっち向き?

カメラを構えていた乗客が、海が現れるたびに一斉に同じ方向へレンズを向けた。波打ち際を走る数分間こそが五能線のハイライトで、その瞬間に海側の席にいるかどうかで写真の出来がまるで変わる。
リゾートしらかみで日本海の絶景を狙うなら、進行方向に対して海側になる窓側座席を選ぶのが基本です。五能線は路線の大部分で日本海を右手または左手に見ながら走りますが、海が見える側は列車の向き(下りか上りか)によって入れ替わります。下りの秋田・東能代発で青森方面へ向かう場合と、上りの青森発で秋田方面へ向かう場合とでは、海側の座席が反対になる点に注意しましょう。
大きな窓に面した一般の座席のほか、編成によってはボックス席や海に向いた展望スペースが用意されていることもあります。撮影目的なら、トンネルを抜けて海が開ける深浦〜鯵ヶ沢の海岸沿いや、奇岩が連なる区間で身構えておくと、シャッターチャンスを逃しにくくなります。窓ガラスの反射を抑えるため、明るい色の服を避けたり、レンズを窓に近づけたりするのも実用的なコツです。具体的な座席配置や海側の向きは運行ダイヤと編成で異なるため、最新の編成図や座席表は公式(JR東日本)でご確認ください。
- 海側を狙うなら進行方向と座席位置を予約時に必ず確認する
- 下りと上りで海の見える側が入れ替わる
- 深浦〜鯵ヶ沢の海岸沿いは絶景・撮影の見せ場
- 窓の反射対策に明るい服を避け、レンズを窓に寄せる
途中下車で楽しむ沿線スポットと海の幸は?
全区間を通して乗るだけでなく、気になる駅で一度降りてみると、五能線の旅は何倍も豊かになる。ホームに降りた瞬間の潮の香りや、駅前の食堂で味わう水揚げされたばかりの魚は、車窓からは決して得られない体験だ。
五能線沿線には、青森県側の深浦・鯵ヶ沢、十二湖エリアなど、途中下車して立ち寄りたいスポットが点在します。世界自然遺産・白神山地の十二湖は、コバルトブルーに輝く「青池」で知られる人気の散策地で、最寄りの十二湖駅からアクセスできます。海沿いには奇岩や千畳敷と呼ばれる岩棚が広がる景勝地もあり、列車によっては車窓観光のために速度を落としたり、ビュースポットで短時間停車したりする演出が行われることもあります。
グルメ目当てなら、日本海の港町・深浦や鯵ヶ沢が狙い目です。深浦は本マグロの水揚げで知られ、鯵ヶ沢では新鮮な海の幸や名物グルメを味わえます。途中下車して港町の食堂や直売所をのぞけば、車窓の絶景に「味」という思い出が加わります。また、運転日によっては車内で津軽三味線の生演奏など、地域色ゆたかな車内イベントが催されることもあり、列車に乗っている時間そのものが観光になります。停車時間・イベントの有無・実施日は列車や運転日で異なるため、旅程に途中下車を組み込む際は最新の時刻表とイベント情報を公式(JR東日本)でご確認ください。
- 十二湖駅から世界自然遺産・白神山地の「青池」へ
- 深浦は本マグロ、鯵ヶ沢は新鮮な海の幸が名物
- 奇岩や千畳敷など海沿いの景勝地で車窓観光
- 運転日限定で津軽三味線の生演奏など車内イベントも
よくある質問(FAQ)
Q: 途中下車におすすめの駅・スポットは?
A: 青森県側の十二湖駅は世界自然遺産・白神山地の「青池」への入口で人気です。海の幸を味わうなら本マグロで知られる深浦や、新鮮な魚介が楽しめる鯵ヶ沢も狙い目。全区間を通して乗るだけでなく、気になる駅で途中下車すると旅がより充実します。
Q: 車内で楽しめるイベントはありますか?
A: 運転日によっては、車内で津軽三味線の生演奏など地域色ゆたかなイベントが催されることがあります。実施の有無や内容は列車・運転日によって異なるため、最新情報はJR東日本の公式でご確認ください。
Q: 運転日カレンダーはどこで確認できますか?
A: リゾートしらかみは毎日運転ではなく指定日の運行です。最新の運転日・時刻はJR東日本「のってたのしい列車」公式ページや「えきねっと」で確認できます。週末や行楽シーズンは座席が早く埋まるため、運転日を確認のうえ早めの予約がおすすめです。
Q: リゾートしらかみの予約方法は?
A: 全車指定席のため、事前の指定席予約が必要です。「えきねっと」からインターネット予約ができます。座席数に限りがあるので早めの予約がおすすめです。
Q: 絶景を楽しむには何号車・どの座席がいい?
A: 進行方向に対して日本海側になる座席がおすすめです。下り(秋田方面から青森方面)と上りで海の見える側が変わるため、予約時に進行方向と座席位置を確認しましょう。
Q: 3つの編成の違いは?
A: 橅編成は白神山地モチーフの緑(秋田杉・青森ヒバ使用)、青池編成は青池をイメージした白と青、くまげら編成はキツツキと夕日をイメージした黄とオレンジです。運転日で走る編成が異なります。
Q: 毎日運転していますか?
A: いいえ。2026年は4月〜12月の指定日に運転されます。毎日ではないため、旅程を組む際は最新の運転日カレンダーを必ず確認してください。
※この記事は2026年7月28日確認の情報です。運転日・時刻・座席・きっぷの内容は変わる場合があります。お出かけ前にJR東日本「のってたのしい列車」公式やえきねっとで最新情報をご確認ください。

