東京から秋田へ向かうなら、秋田新幹線こまちで約3時間50分、飛行機なら約1時間5分が目安です。料金は新幹線が片道17,820円(通常期指定席)、飛行機がANA/JAL早割で片道8,000〜15,000円と幅があります。この記事では両ルートの所要時間・料金・快適さを徹底比較し、旅のスタイル別に最適なアクセス方法を提案します。
この記事は2026年3月20日現在の情報です。運賃・ダイヤは改定されることがあるため、最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
新幹線と飛行機、どっちが早い?
東京駅のホームに滑り込む赤いノーズの「こまち」。指定席に腰を下ろし、車窓に流れる田園風景を眺めているうちに、いつの間にか秋田に着いている——新幹線の旅は「移動そのものが楽しい」という感覚を思い出させてくれる。
一方、飛行機は羽田空港から秋田空港まで約65分。ただし、空港までの移動と搭乗手続きを含めると、ドアツードアでは3〜3.5時間かかることが多い。トータル所要時間は意外と拮抗する。
| 項目 | 新幹線こまち | 飛行機(ANA/JAL) |
|---|---|---|
| 乗車/搭乗時間 | 約3時間50分 | 約1時間5分 |
| ドアツードア目安 | 約4時間 | 約3〜3.5時間 |
| 通常運賃 | 17,820円(指定席) | 25,000〜35,000円 |
| 早割最安値 | 12,110円(トクだ値30) | 8,000〜12,000円 |
| 本数 | 1日16往復 | ANA 4便/JAL 3便 |
| 荷物制限 | なし(特大荷物は要予約) | 機内持込7kg+受託20kg |
新幹線をお得に利用する方法は?
みどりの窓口で切符を買って乗るだけが新幹線の使い方ではない。JR東日本の割引きっぷを上手に組み合わせると、正規料金から30〜50%も安くなるケースがある。
えきねっとトクだ値
乗車日13日前の1:50までに「えきねっと」で予約すると適用される。「トクだ値30」なら東京〜秋田が12,110円と約32%オフ。さらに「お先にトクだ値スペシャル」が設定される時期は50%オフの8,910円になることも。人気列車は発売開始直後に売り切れるため、乗車日1ヶ月前の10:00にスタンバイするのが鉄則だ。
週末パス
土日祝日の連続2日間、JR東日本全線が乗り放題で8,880円。秋田往復だけで元が取れるうえ、途中の角館や田沢湖にも立ち寄れる。秋田旅行と相性抜群のきっぷだ。
新幹線eチケット
交通系ICカードをえきねっとに登録すれば、チケットレスで乗車できる。紙の切符を受け取る手間が省け、直前の変更も手数料無料。出張族には特にありがたい。
飛行機の早割・格安チケットの探し方は?
搭乗口の窓から滑走路に並ぶ機体を眺めながら待つ時間。あの高揚感は飛行機旅ならではだ。秋田空港はANAとJALが就航しており、1日計7便の運航がある。
ANA「旅割」/ JAL「先得」
28日前までの予約で8,000〜12,000円、75日前までなら7,000円台も出現する。GW・お盆・年末年始は割引率が下がるため、閑散期が狙い目。金曜夕方の便は出張需要で割引枠がすぐ埋まる。
株主優待割引
金券ショップで株主優待券を1,500〜2,500円で購入し、正規運賃の半額で搭乗する方法もある。直前予約でも使えるため、急な秋田出張には重宝する。片道約14,000〜18,000円になる計算だ。
秋田空港からのアクセス
秋田空港は市街地から南東に約20km。リムジンバス(片道950円、約40分)が全便に接続しており、秋田駅西口に直行する。レンタカーは空港に主要5社が揃い、秋田観光には車があると行動範囲が格段に広がる。
旅のスタイル別、おすすめはどっち?
「結局、自分にはどっちがいいの?」——これが最も多い質問だ。答えはシンプルで、旅の目的と優先順位で決まる。
時間を最優先するなら → 飛行機
ビジネスや弾丸旅行で1分でも早く着きたいなら飛行機一択。早朝便なら9時前に秋田空港に到着でき、午前中から観光をスタートできる。
コスパ重視なら → 新幹線(早割)
トクだ値30なら12,110円で、手荷物制限もなく駅から駅へ直行。乗り換えのストレスがなく、車内で駅弁を広げるのも新幹線旅の醍醐味だ。大曲駅・角館駅で途中下車できるのも強み。
荷物が多いなら → 新幹線
スキー板や大型スーツケースを持つなら、荷物制限のない新幹線が圧倒的に楽。特大荷物スペースは事前予約制(無料)で、新幹線eチケットから申し込める。
家族旅行なら → 車(高速道路)
東京から秋田まで東北自動車道経由で約570km、所要約6.5時間。高速料金はETC利用で約8,000円。4人家族なら1人あたり2,000円+ガソリン代で最もコスパが良い。途中のSAで休憩を挟みながらのドライブも楽しい。
帰りのお土産は駅と空港、どっちが充実?
旅の最後に悩むのがお土産選び。秋田駅構内「トピコ」と秋田空港の売店を比べると、品揃えは秋田駅トピコが圧倒的だ。佐藤養助の稲庭うどん、金萬、さなづらなど定番から地酒まで揃う。一方、秋田空港は店舗数が少ないものの、空港限定パッケージの商品がある。時間に余裕があるなら秋田駅での購入がおすすめだ。
新幹線利用なら車内販売で秋田の地酒を楽しみながら帰路につける——これも飛行機にはない新幹線旅の特権だ。
よくある質問(FAQ)
Q: 秋田新幹線こまちにグリーン車はありますか?
A: はい、11号車がグリーン車です。東京〜秋田の通常料金は24,140円。えきねっとトクだ値の設定もあり、約16,800円で利用できることがあります。
Q: 冬季は飛行機の欠航が多いですか?
A: 秋田空港は除雪体制が整っており、欠航率は年間5%程度です。ただし1〜2月の大雪時は遅延・欠航の可能性があるため、代替手段として新幹線の時刻も確認しておくと安心です。
Q: 新幹線と飛行機を組み合わせることはできますか?
A: 行きは飛行機で秋田入りし、帰りは角館・田沢湖に立ち寄って新幹線で帰京する「片道飛行機+片道新幹線」プランが人気です。それぞれの長所を活かせる賢い選択肢です。

